IPA:動画再生サイトで「セキュリティの警告」が表示されたら
なんで動画再生サイトに限定するんでしょうか?

一般的な話にした方が良いのでは?

『動画サイトじゃないから実行してもかまわないだろう』という人を増やしたいんですか?

ついさっき、アダルトサイトに限らないとか仰有っていたんじゃなかったっけ?IPAさん。
まぁね。
ワンクリウェアのお話ですから、動画サイトに限定でもかまわないと思ったんでしょうね。

でもね。

『今後、アダルト以外のジャンルでも、同様の手口が広がる危険性があり』、なんて書いたのは、どのページでしたっけ??

喉元過ぎれば、なんて暢気な話じゃないですね。
数行上に書いたばかりじゃないですか。

しっかりしなさい。
賢明な読者の皆さん。
どのページであろうと、『セキュリティの警告』が現れたら、よくよく注意してください。

上でも書きましたけど、どうせコンピューターの処理速度には敵いません。
慌てないで、よく警告を読んで対応してください。
どんどん警告が出るようなら、LANケーブルを引っこ抜いてください。

なお、ファイルをダウンロードしようとするんですから、ファイルについてよく知っておきましょう。
WindowsはDOSの上に構築されたOSです。
初期に販売されたPCの時から、ファイルには拡張子が付いていました。
.bat とか、.txt とか、.exe とか .com とか。
一般に、【ファイル名英数+一部記号8文字】【.(ピリオド)】【拡張子3文字】という形式です。
今では英数8文字のファイル名では不便なので、長いファイル名を使えるのが当たり前になりましたけど、拡張子についてはこの時代のままです。


ファイルには拡張子が付いています。
ですけど、Windowsは、なぜか拡張子を表示したがりません。
デフォルトで表示されない設定しなっています。

こちらから、拡張子を表示する設定にしてPCをお使い下さい。OSによって、画面が違います。やり方がわからない場合は『OSの種類(XPとかVistaとか7とか) 拡張子を表示』 でググってください。
普段から拡張子に慣れておくことが、たとえばワンクリウェアに感染しないために役立ちます。(ここをご覧になっている時点で手遅れかも知れませんけど、今後の役に立ててください。)

なお、ファイルの拡張子がプログラムではないからと言って、安全とは限りません。
画像かと思ったら、実はウィルスだった、なんてこともあります。
でも、そんなファイルに対しては、たぶんアンチウィルスが対応してくれます。
セキュリティアプリは、正しくキチンと使ってください。
これは、ネットに接続する以上、必須の条件です。

ついでに、macやLinuxなど、OSが違えば拡張子という概念が無かったり違ったりします。
この項では、Windowsについてのお話です。
ちなみに、適法に運営されているアダルトサイト (アダルトサイトに限りませんけど) において、セキュリティの警告が出る場合もあることでしょう。
契約申し込み、クレジット決済等の画面で、SSL暗号化通信を使用している真面目なサイトで起きます。

SSL暗号化通信では、サーバー証明書が必要です。
公的なサーバー証明書を取得するのは費用がかかりますから、暗号化通信だけが目的の場合は自前の証明書を使うことがあるわけです。
その場合、システムに証明書がインストールされていませんから、セキュリティの警告が出ます。
これは正常な動作です。

ワンクリサイトではSSLを使っているのを見たことがありません。




(閉じない場合は×で・・)